重要課題:屋号を決める(続き)
- カテゴリ:
- 開業までの道のり


そんな開店まであと数日をきったある日。
ともこちゃんは準備にくだびれて口田にある
「スーパー銭湯ゆーぽっぽ」へ。
あたまの中は屋号のことばかり。
「あ」から順番に毎日毎日色んな単語が浮かんでは消え。
そしてそれは突然、天井からふってきた。
ぶくぶく泡の出る寝そべって入る真ん中の風呂で
天井見上げながら、アングリ口をあけてウツロな目をしていると
本当に一文字づつ天井からふってきたのだ。
「あ」…「ま」…「か」…「ら」…
天から垂れ下がる蜘蛛の糸さながら。
ふーん「あまから」かぁ。。。
「あまから」!!!え~~~「あまから」!!!! お~~どんぴしゃり

ともこちゃんは急いで脱衣所に走っていって
リボちゃんにメールをした。
How do you thinkっ? いきなり英語。
どうやらどんぴしゃりときてくれたらしい。
かくして*あまから*は*あまから*になったのだ。
意味不明気味だけどホントの話

よくお客さんに店の名前の由来を聞かれるが
このパターンで説明してもはよくわからないので
*あまから*の由来は「人生 “あま”くて “から”いから」としている。
事実そうなのだ。「人生は甘くて辛い。」
甘くて楽しい時もあるけれど、辛い時期もあるし
辛くてつらい壁を乗り越えたら
また甘くて素晴しい時が来る。人生その繰り返し。
「人生、あまからです。」
そんな哲学的な?! 屋号は「風呂屋の天井」ならぬ
「風呂屋の天空(あまから)」から降ってきた。
。。。おあとがよろしいようで。
*あまから* っていい名前だね。と思ってくださる方は



ともこ
